リチウムイオン電池用リッド

耐熱性・耐化学性の高いガラス封止により、長期間にわたる気密性を維持し電池の寿命を向上

エネルギー貯蔵技術は、さまざまな用途での利用が見込まれています。現在、再生可能エネルギー分野におけるE-モビリティー用途や設備用途向けとしては、リチウムイオン電池が最も有効なソリューションとされています。安定した性能を長期間発揮するためには、電池を気密封止する必要があります。
一般的な高出力のリチウムイオン電池は、軽量で安定性の高いアルミニウムセルに封入されています。この種のセルの場合、密封されたハウジングの壁を通して、電力を供給する必要があります。そのため、この種のセルの多くでは電極部分が弱点となっています。

電池の気密性を長期にわたり確保するためには、電極の絶縁用材料が次の2つの要求を満たしていなければなりません。

• 高温や温度変化における長期安定性。
• 化学腐食に対する高い耐性。

標準的なポリマーシーリング材料の場合、有機物であるため、長期使用においては上記要件を満たすことができないケースが多く見られます。しかしSCHOTTでは、電極用にガラスとアルミニウムの封止(GTAS®)技術を開発し、耐久性の高い気密性を備えたセル設計を実現しています。リチウム電解液やHF、高温に対する優れた耐性を備えた特殊なガラスを採用しています。